大原昌人の『売れない時代にすぐ売る技術』の重要ポイントまとめ・書評

riko
『売れない時代にすぐ売る技術』はどんな本?どんな人向け?

 

こんな疑問をお持ちの方にお答えします。

 

『売れない時代にすぐ売る技術』は大原昌人というダニエルズアーク代表取締役(元「楽天市場」プロデューサー)が執筆している「売上の正体は何か?」の答えと共に売上アップの法則をわかりやすく説明している一冊です。

 

2020年2月時点のAmazonで69件のカスタムレビューの中、星5個中4.3とかなり高い評価を得ています。

 

 

さっそく売れない時代にすぐ売る技術の内容をみていきましょう。

 

売れない時代にすぐ売る技術の本と著者の紹介

売れない時代にすぐ売る技術の本の紹介です。

書名:売れない時代にすぐ売る技術
ページ数:222p
著者:大原昌人
出版月:2019年10月17日
出版社:サンマーク出版
定価:本体1,400円+税

 

大原昌人さんの紹介です。

【Webプロデューサー×プロカメラマン】慶應義塾大学SFC出身。 2015年、楽天株式会社入社。 Webプロデューサー・ディレクターとして、数々のヒット企画を担当。 2016年『楽天市場MVP賞』受賞。 2017年からは国内最大級の流通額を誇る「楽天スーパーSALE」のプロデューサーとして就任。 2018年、クリエーター発信型の新しい働き方を牽引していきたいという思いから独立。新時代のクリエイティブカンパニー(株)ダニエルズアークを設立。 Web領域における統合的なクリエイティブ制作を行っている。

引用:(株)ダニエルズアークHP

 

『売れない時代にすぐ売る技術』の内容ですが、本書は以下の4章で構成されています。

  • 第1章 人はウソをつくけど、データはウソをつかない
  • 第2章 売れる法則の「基本」を知っておこう
  • 第3章 どんな商品が勝手に売れていくのか
  • 第4章 どんなモノでも確実に「すぐ」売る技術

 

大原昌人さんですが、慶應⇒楽天⇒企業とキャリアだけみてもハイスペックですが、何よりすごいのは「今までの仕事内容」です。

 

大原昌人さんは、楽天時代に1週間で683億円の売上最高記録を生み出した、「楽天スーパーSALE」の最年少プロデューサーであり、2016年に『楽天市場MVP賞』受賞もしています。

 

さらに、マーケティング業務に取り組み、日々4000万人の購買データを分析し、すぐに使える売上倍増テクニックを編み出しています

 

データの活用法や売上の正体を知りたい方、必読の一冊です。

 

売れない時代にすぐ売る技術の重要ポイントまとめ

続いて、重要ポイントについて紹介します。

 

要約①:データはうそをつかない
要約②:売上を伸ばせない最大の理由は「売上の正体」を知らないこと
要約③:転換率を上げる技術

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

データはうそをつかない

本書の重要ポイントとして『データ活用の意義や具体的な活用方法を知り、モノを売る技術を身につけること』ということが挙げられています。

 

そもそもデータ活用のメリットとは何か。具体的には次の2つです。

  1. 人間の勝手な思い込みを排除できること
  2. 売上アップに直結する的確な施策を打てるようになること

 

人間の感覚とデータにはどうしても乖離が発生します。

例えば、「Zの法則」という商品の並んだ棚やチラシを見る際に「左上⇒右上⇒左下⇒右下」とZの順番に視線を動かす法則が一般的に利用させていました。

 

しかし、ある業者が視線計測の技術を使って消費者の視線を調査したところ、実際は「Zの法則」ではなく、下段の左端からみることが判明しました。そこでこの業者が左下に商品を配置したところ、売上が大幅にアップしたそうです。

 

一方で、データを活用することによるデメリットはほぼありません

どんな商品でもデータに基づいた売り方をすれば、ある程度は必ず売れる方です。たとえそれが「残念な商品」であっても。

 

また、今まではデータの活用は資本金のある企業の特権でしたが、現在は小さな企業でもデータの活用が容易になっており、小さな企業も市場で勝てる見込みがあります

 

実際、楽天市場の出店数48000店のうち、上位10%に当たる、月商1000万円を超える超優良店は、必ずしも大きな企業というわけではありません。

 

データがないと嘆く会社も実はデータと認識されていないだけで、必ずデータはあります

今の市場を勝ち抜くためには、データ活用は必須といえるでしょう。

 

売上を伸ばせない最大の理由は「売上の正体」を知らないこと

本書の重要ポイントとして『売上を上げる公式』が挙げられており、これは冒頭にもあった「売り上げの正体」でもあります。

 

次の公式をしっかり覚えましょう。

売上の正体

「売上=訪問数×転換率(コンバージョン率)×客単価」

 

では次にこの公式をどう利用するかです。

  1. 売上を構成する、これらの3大要素のデータを収集する
  2. 売上を上げる公式に当てはめて分析する

というシンプルな2ステップのみです。

 

この公式を利用すると企業・店の強みと弱みがハッキリし、問題点や今後の対策がみえてきます。しかし、実はこのことを理解して実践している企業はかなり少ないそうです

 

もし売上が上がらないと悩んでいるのであれば、訪問数・転換率・客単価の3つのどれかに問題があると考えましょう。

 

特に転換率の対策は一番重要です。なぜなら企業努力によって、最小の手間で劇的な改善が見込めるからです。訪問数を2倍にするのは難しいですが、転換率を2倍にすることは比較的実現しやすいはずです。転換率アップの施策はお金をかけずにできることが多いのも要因です。

 

ただし、売上を上げる公式に当てはめた結果、訪問数・転換率・客単価すべてに問題があった場合は、「訪問数」を優先的に改善する必要があります。そして、ある程度の訪問数が確保できたら、「転換率」の向上に取り組むのがベストです。

 

転換率を上げる技術

本書の重要ポイントとして『転換率を上げる技術』が挙げられています。

 

転換率を上げる技術の具体的な方法は次の5つです。

  1. キャッチコピーを変える
  2. 最適な色使いを追求する
  3. お得感あるパワーワードを入れる
  4. 「読ませない見せ方」で宣伝する
  5. ファーストビューに徹底的にこだわる

それぞれ解説していきます。

 

1.キャッチコピーを変える

『売れるキャッチコピー』には、5つのキーワードが入っています。

・季節やトレンドを表わすワード

・用途(どういう意図で買う商品なのか)

・商品の魅力を伝える形容詞

・具体的な商品名

・お得感が伝わるような金額や期間、量などを表わすワード

 

この5つを盛り込んでいるだけで、消費者の反応は変わってくるそうです。

 

「クリスマスギフトとろふわチーズケーキが送料無料!」

 

こちらがお手本のキャッチフレーズ。

 

2.最適な色使いを追求する

色使いも転換率の改善に非常に有効で、色使いの工夫は、お金をかけずにできる取り組みです。業界ではある程度「これにはこの色」「あれにはこの色」という通例が決まっているそうです。まずはその基本的な色を勉強することが大事。

 

3.お得感あるパワーワードを入れる

「なぜ今これを買わなくてはならないのか」という理由を添えて消費者の背中を押すことで、転換率を1%は確実に改善できるそうです。たとえば、「無料」「先着30名」「本日限定」などなど。

 

4.「読ませない見せ方」で宣伝する

消費者は主に広告の写真とデザインを見ており、文字情報についてはせいぜい見出しまでしか読まないというデータがあります。

 

現に、Googleなどの多くの企業が、広告の画像からテキストを極力排除する取り組みを進めているそうです。商品紹介ではテキスト2割、画像8割を基本と考えるとよいそうです。

 

5.ファーストビューに徹底的にこだわる

ファーストビューの使い方が転換率アップにおいて重要となります。ファーストビューには、そのサイトがその時点で一番促したいアクションやコンセプトを詰め込むのがよいでしょう。それだけで転換率が数パーセント上がるそうです。

 

売れない時代にすぐ売る技術の書評

続いて、売れない時代にすぐ売る技術の書評を紹介していきます。

 

書評①:楽天の「肝」ともいえる購買データを知ることができる一冊
書評②:経営者・個人事業者は必ず読んでおきたい一冊

 

解説していきます。

 

楽天の「肝」ともいえる購買データを知ることができる一冊

本書は、大原昌人さんが楽天で取り組んできたマーケティングのノウハウを、豊富な事例や図解とともに分かりやすく説明しています。

 

4000万人という日本最大級の「購買データ」を毎日分析しつづけたからこそ、「導き出せた公式」、そして「公式の使い方」、さらには「公式の中でも最重要ポイントはどこにあるのか」を惜しみなく本書で語ってくれています。

 

ただただ、売上が伸びないと悩むのではなく、売り上げの正体を知ることで、改善策も明確になってきます。

 

これを読まずにマーケティングを語ることはできない。そんな一冊です。

 

ちなみに、楽天の「肝」ともいえる購買データの閲覧が許されていたのは、社員のほんの1%にも満たないごく一部の人のみ。
その情報が通常、表舞台に出ることはまずありえません。

 

それほど貴重なデータなのです。

 

経営者・個人事業者は必ず読んでおきたい一冊

本書は、経営を行う上で非常に重要なマーケティングについて説明されています。

 

経営で一番大切なこと。それは『お金を儲けること』です

 

それを理解したうえで本書を読むと、これほどまで売り上げに直結する具体的な手法を載せていいのかと驚くほど、さまざまな手法を学べます。しかもとてもシンプルに。

 

私は個人事業者として、今後生きていく目標があるので、とても参考になる一冊でした。

 

ぜひ経営者や個人事業者に一読していただきたいです。

 

売れない時代にすぐ売る技術を読むべき人

ここまで重要ポイントのまとめと書評を紹介してきました。

 

続いては、売れない時代にすぐ売る技術を読むべき人をご紹介します。

  • 売上を伸ばしたい人
  • データの活用方法を知りたい人
  • マーケティング能力を上げたい人

上記のいずれかにあてはまる人は、本書を読むと悩みが解決されると思います。

 

特にデータの活用方法がわからないと悩んでいる人には読んでもらいたい一冊です。

 

データはどの会社でも確実に存在し、分析することで驚くべき効果を発揮します。

 

データがないと悩んでいる人はあくまでもデータと認識できていないだけなんです。

まずはデータ分析をし、以下公式に当てはめて自社の強み弱みを把握していきましょう。

売上の正体

「売上=訪問数×転換率(コンバージョン率)×客単価」

 

また、転換率が一番変えやすく、一番効果がでるということも意識して、戦略をねっていきましょう。

 

『売上アップ』は割と身近にある話なのです

 

まとめ

売れない時代にすぐ売る技術の重要ポイントまとめと書評いかがだったでしょうか。

 

経営者でも日常が繰り返される中でマンネリ化して、データを分析することすらしていないこともあるでしょう。

本書の内容はそんな毎日を壊して、売上アップに取り組んでみたくなるような内容が盛りだくさんです

 

最近モチベーションが上がらないって方もぜひ読んでみてください。

きっと読み終わったころには行動したくなっているはずです。

 

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