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【通信事業者が教える】新築時にやっておきたいLAN配線

投稿日:2019年5月9日 更新日:




こんにちは!hanasakuです。

今日は新築時に必要なLANケーブルの配線について話します!なんせ私は通信事業者!つまりインターネットを開通したり、無線ルータを設定したりする仕事です。仕事上、新築でインターネットの設定することは多々ありますが、無駄にLANケーブルが配線されていたり、LANケーブルが全くなくて角部屋で上手くインターネットができなかったりという現場に当たることがあります。

今の時代は無線が主流だからLANケーブルの配線なんていらないんじゃないの?
riko
hanasaku
いやいや、そんなこと言ってるとせっかくの新築でインターネットが存分に楽しめないことになるかもよ。。。
ひぃぃぃぃーーー
riko

新築時は部屋の間取りや壁紙、外のタイルはどうしようかな♪なんて考えることはたくさん。LAN配線なんて「ちょーーどうでもいい」所かもしれません。しかし、適当に考えてインターネットの利用でストレスを感じるのは悲しいですよね。

色んな現場をみて「もっとこうすればいいのにな」ってところをまとめたので、ぜひ参考にしてもらえればと思います!

それでは早速いっていみましょう!!

 

なぜLAN配線が必要なのか?

rikoさんも言っていましたが、無線LANもだいぶ普及しているこの時代。なぜLAN配線が必要なんでしょうか。

無線は出力の規格が決まっており、家中飛ばないことも

無線の出力ってどれくらいあるか知っている人は意外と少ないかと思います。

ハイパワーって書いてあるからめっちゃ飛ぶんでしょ。くらいに思ってるかもしれません。

実は無線の出力は電波法で10mWと定められています。そのため、メーカーや機器によって異なりそうなものですが、ほぼ同じだけしか飛びません。(外付けアンテナで多少異なりますが)そのため、家が広かったり、遮蔽物(ドアやガラス)が多いと意外なほど飛ばないこともあります。

さらに無線の周波数で飛び具合は異なり、今主流となってきた5GHz帯は、悲しいことにあまり遠くまで飛ばないのです。。。

hanasaku
周波数の詳細はこの記事をみてね。
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中継器では高速通信や安定した通信ができないことも

そうなるとどう対応すべきか考えると

中継器ね!
riko

いやいやこの記事を読んでみて下さい。中継器の闇がわかるはずです!

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中継器もわりと当てにはできないとなると、、、そう。LANケーブルの宅内配線が必要になってくるのです!

 

LAN配線モデルケース

イメージとしては上記の図を参考にしてください。

まずは、インターネットの回線を取り付けた場所に「ルータ機能」を持った機器を設置します。ここがすべての拠点となります。ちなみに光回線で電話オプションまで契約がある人は、ONUという光の機器に「ルータ機能」があるので、特別ルータを用意する必要はありません。

もし、インターネット事業者の取り付けた機器に「ルータ機能」がない場合は、そこそこのルータ(できれば数万)のものを用意して、それを拠点にしましょう。

 

、LANケーブルですが、2本だけひきましょう!ONU(またはルータ)からリビングのテレビ裏あたりと、リビングと対極にある部屋へです。

 

そして、その2か所に無線ルータをアクセスポイントモードで取り付けて、なおかつ同じSSIDとパスワードにすれば、通信がかなり安定し、無線の電波が家中どこにいっても強いという最高の空間を作り出すことができます!

もちろんかなり大きな家や壁が厚い家では、3本でも4本でもいいですが、よくLANケーブルだけ配線されているけど、全く使用される気配がない家をみます。そんなもったいないことにならないように、無線ルータを取り付ける場所にだけLANケーブルを配線するようにしてください。

 

LANケーブルの種類

これは正直、新築時の電気屋さんに任せてしまって構いません。

が!安っいLANケーブルを高く売りつけられないようにある程度の知識は付けておきましょう。

現在主流となっている規格をまとめました。

種類 速度 伝送帯域 構造
CAT5e 1Gbps 100MHz UTP(非シールド)
CAT6 1Gbps 250MHz UTP(非シールド)
CAT6A(6e) 10Gbps 500MHz UTP(非シールド)
CAT7 10Gbps 600MHz ScTP(二重シールド)
CAT7A 10Gbps 1000MHz ScTP(二重シールド)

少し解説をしておくと、

速度

言わずもがな、通信の速度です。あくまでも理論値で目安として考えてください!

伝送帯域

この値が大きくなると、より多くのデータが通信できるようになります。同じ速度でも伝送帯域が大きい方が上り、下りで快適な通信ができるようになります。

構造

ほとんどがUTPです。これで十分です。シールド付のものは、LANケーブルがかなり(20本以上とか)重なっていたりする場合に効果があるそうですが、ほとんど価値を感じたことはありません。個人宅ならここは全く考える必要ありません。

 

結果として、どれがおすすめなのか。

答えはCAT6です!!

インターネットの回線自体もほとんどが「1Gbps」の時代で、まだ10Gbpsが必要なのは企業などの法人といったところでしょう。(私の住んでいる地域はほぼCAT5eですがね。。。)

実際CAT5eでもなんの問題もないと思いますが、CAT6とCAT5eではそこまで金額は変わらないので、将来を見据えてCAT6くらいにしておきましょう。余程お金がある人はもっとハイクラスでももちろんOKです(´・ω・`)

 

無線ルータをアクセスポイントモードに変える方法

アクセスポイントモードと記載しましたが、どのような動作をするかというと、単純に有線で繋がってきた通信データを無線に変えるだけの動作です。他の機能も動作する無線ルータもありますが、家庭用の無線ルータではほぼこの機能だけが動きます。

それがいいんです!!

余分な機能が働いていると、家庭用のスペックしかない無線ルータはフリーズなど多発します。インターネット回線とつなぐための設定は、ONUや回線の元につけたルータに任せて、無線ルータはアクセスポイントモードで運用しましょう!

では、実際にどうすればアクセスポイントモードで動かせるのか。これはメーカーによって異なりますが、私が愛してやまない「Buffalo」「NEC」は、だいたい背面に「動作切り替えスイッチ」がついています

そのスイッチを「BRIGE」「OFF」「AP」など記載があるところに持って来れば、それだけでOK!!

アクセスポイントモードは、上記のような別名があり、メーカーなどで異なります。詳細は付属の説明書やメーカーに直接問い合わせをしてみて下さいね( `ー´)ノ

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

新築時はインターネットのことも考えておかないと、快適な生活が送れない!なんてことも起きてしまいます。なにせ今はみなさんもきっとインターネットありきの生活でしょうからね。

ポイントとしては、無駄にLANケーブルの配線をしないということと、無線ルータに「ルータ機能」を持たせないとことです。

家庭用無線ルータはあくまでもそこそこのスペックです。法人にあるようなルータとは雲泥の差です!このことを踏まえて、無線ルータにはいろんな機能を働かせず、あくまでも「有線を無線に変換する機器」くらいでとらえましょう!!

それでは今日はこの辺りで!hanasakuでしたー。

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