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無線ルータ(WiFi)の中継器は本当に使えるものなのか?

投稿日:2019年5月5日 更新日:





こんにちは!hanasakuです。

今日は無線ルータの中継器についてです。アパート住まいや通常の戸建てでは、よほど必要のないものですが、田舎のどでかい一軒家や息子夫婦と隣接している家等では割と使われています。

線ルータを設置する業者としては、設定やらフリーズやら実はやっかいなもの。。。

そのやっかいさと必要になってくる場面、その辺りを詳細に記載していきます。

 

 

中継器とは

中継器とはその名の通り、無線の電波と「中継」して「より遠くまで」飛ばしてくれる機器のことです。

そのため、1階の隅に無線ルータを設置してしまい、「2階の私の部屋まで届かないじゃない」と娘に怒られたお父さんは必見です。

また、意外と飛ぶ距離は伸びるので、隣接している息子夫婦とインターネットを共有できたり、電波が弱く通信速度が遅くて困っている場所でも速度改善が見込めることもあるでしょう。

価格も手ごろなので、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

中継器を設置した方がいい状況は?

具体的に中継器を付けた方がいいんではないかという状況をまとめます。

● 遮蔽物が多い場合

無線は遮蔽物が多いと弱くなってしまいます。特に鉄性やコンクリートの壁がある場合は目に見えて悪くなります。その場合は、その壁を回避するように中継器を置いてあげると通信が良くなります。

 

● 無線ルータを設置した部屋と利用者の部屋が離れている場合

意外と光回線を家の隅に設置してしまい、そこに無線ルータを設置しなければならない。。。という場合がこれです。

あとは田舎のどでかい家で都会なら3件分はあるよ。という家も隅から隅まで届かないので中継器は必要になりそうです。

 

● WiFiのアンテナが1本もしくは×マークがついてしまう場合

これは遮蔽物や距離が原因ということが多いですが、とにかくアンテナマークが心もとない場合はつけてね。ということです。

 

中継器の選び方

選び方ですが、大きく分けて3つあります。

親機と同じメーカーを購入する

これが一番大事です!なぜかというと、親機と中継器の接続に失敗する可能性があるからです!

様々な機能が標準がされた現在、メーカー独自の技術なんてのはほぼないんですが、それでも繋がらないってことがあるんです。

また、繋がらなくて困ったときにメーカーのサポートセンターに電話しても

riko
他メーカーはサポートされていませんので、お答えできません

と言われてしまう始末。。。

こんな事態を避けるためにも、敢えて異なるメーカーを選ぶ必要はないので、「親機と同じメーカーを買う」or「親機と中継器セットで買う」ようにしましょう!!

 

高性能・高規格な製品を選ぶ

これも超大事です!安い製品はやはり性能的にそれなり。。。

無線の電波を中継するって実は意外と高度な機能だと思いませんか?少なくとも親機だけで運用するよりは、大変そうな気がしますよね!

それを安いだけで、機能面を確認せず購入してしまうと、フリーズ!!またフリーズ!!!そしてフリーーーーズ!!!ってなります(笑)

まあかなり大げさに言いましたが、フリーズすることは本当にありますし、せっかく親機が高速通信可能でも中継器でかなりダウン!!なんてこともあります。

メンテも使い勝手も悪くなってしまう可能性があるので、少なくとも親機と同機能、または高機能なものを選ぶようにしましょう。

 

電源アダプタの形状を考える

これはどっちでもいいですが、気にする人もいますので一応ね。

現在の無線中継器では電源アダプタが、「直指しタイプ」と「コードタイプ」があります。

こんな感じのやつです。現在売上ランキングの上位はこういった「直指しタイプ」がしめています。このタイプが活きてくるのが、廊下に設置した場合です。

正直部屋に設置するなら、幅的に他のコンセントも利用できなくなる可能性もあるので、不便すら感じそうですが、廊下ならコードがあるとむしろ邪魔ですよね!階段についているLEDランプみたいな感じである意味インテリアにもなるかも( `ー´)ノ
廊下のコンセントは余っている可能性も高ですし、廊下につけることで各部屋にまんべんなく飛ばせる可能性もあります。

家の状況でどちらがいいか考えてみてはいかがでしょうか。

 

中継器を実際に運用して困った点ランキング

ここが一番伝えたかったところでもあります。

実際に無線ルータを利用されているお客様宅に訪問すること1000件以上はあるでしょう。そんな中で、クレームが多いのがなにを隠そうこの「中継器」なんです!

今までは中継器の良い所を書きましたが、ここからは中継器の闇を書いて行きます。

第1位 フリーズが多く度々リセット(通信が安定しない)

これが困ったランキング第一でしょう!まじでフリーズします。本当にフリーズします。めっちゃフリーズします

少し「中継器の選び方」の中でも記載しましたが、安い中継器買った日には地獄でしょう。寝る前のベットでゴロゴロしている時にインターネット止まった「イラッ」としますよね。それが週一あったら「イラッイラッ」っとしますよね。そんな事もあるんです。

なぜそんな事態になってしまうのか。無線ルータもパソコンやスマホと同様OSがあり、スペック(性能)というものが存在します。家庭用無線ルータにはあまり表記はありませんが、価格によって全然違う場合もあります。

安いパソコンやスマホで「なにこれっ全然うごかないじゃーん」という経験ある方!「安い物には棘がある」ですよ!!

中継器自体あまり個人的にはおすすめできませんが、買うならせめて「それなり」の機器を選ぶようにしてくださいね!

第2位 高速通信が出来ない

これも中継器の性質によりますが、どんなものでも間違いなく速度が落ちるでしょう。

考えてみれば当たり前ですよね。

親の無線ルータ(親機)から出た電波の弱くなった状態を増幅して延長しているわけなので、MAX速度は親機と中継器の間の速度ということになります。

さらに無線の速度ってほんとうに電波の強さが大事で、電波の強さは距離に比例します。

さらにさらに当たり前ですが、弱い電波だと速度もやっぱり遅いですよねー。。。

ということは、「親機と中継器の間の距離が長い=速度は出ない」という公式が成り立ちます。

あとは、中継器の性能がどんなに良くても、やはり中継器経由の方が直接親機とつながるより速度は落ちるでしょう。

というわけで中継器を使った通信では「速度は出ません」です。

 

第3位 SSIDが同じ場合意外と切り替わっていない

中継器には2パターンの設定ができます。

1.親機とSSIDを同じにして自動で親機と中継器の接続を変える

2.親機とSSIDを変えて手動で親機と中継器の接続を変える

これどっちがいいかと言われれば、もちろん自動で切り替わる方ですよね。でもこれも良し悪し。中継器を設置する位置次第で、意外と「中継器使われていない」なんてこともあります。

あとは、親機と中継器の間では、親機の方が近いのにあえて中継器と繋がってしまったり。。。

かと言って手動で切り替えもめんどくさいですよね。。。まあ中継器はそういうものです。

 

中継器を利用せずにネットワークを構築

はい!これを伝えたいです!中継器なんて使わずにこれで行きましょうよ!(もちろん使う場合も結構ありますけどね(´・ω・`;)

親機の電波強度を上げて親機1つで運用する

もう中継器なんて頼らない!親機の無線範囲を広げればいいじゃないか!という考えです。

といっても電波法で「出力を10mW以下」という決まりがあるので、今販売しているモデルはだいたい最大出力でしょう。

では何をすれば無線範囲を広げることができるのか。それは外付けアンテナがある無線ルータを購入して「アンテナの向きを変える」ことです。

そんなこと?って感じがしますが、これが結構違うんです!ぜひお試しあれ!

LANケーブルを配線して、親機をAPモードで運用する

これは別記事で書く予定ですが、光回線などのインターネット回線の近くにルータを一台置き、そこからLAN配線を2か所ほど配線し、そこに無線ルータをAPモードにして設置するというやり方です。

詳しくはこの記事で書いてありますので、こちらをどぞ!

【通信事業者が教える】新築時にやっておきたいLAN配線

こんにちは!hanasakuです。 今日は新築時に必要なLANケーブルの配線について話します!なんせ私は通信事業者!つまりインターネットを開通したり、無線ルータを設定したりする仕事です。仕事上、新築で ...

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まとめ

「無線中継器は使えるものなのか?」というテーマでしたが、使いたくはないが、どうしようもない場合(LAN配線をしなければ届かない)にはありでしょう。

その代わり運用は手間がかかりますが。。。

今後家を建てる人はなるべく中継器を使わずに済むように設計しましょう!

あと高速通信で安定してインターネットを使いたい方もLAN配線して、中継器を使わないでいいようにしましょう!

それでは今日はこの辺りで!

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