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ライザップの第一四半期報告書を読み解いてみる

投稿日:2018年8月18日 更新日:

こんにちは!hanasakuです!
今日のブログのテーマは株で、ライザップグループの2019年3月期 第1四半期報告書を読み解いていきたいと思います。ライザップの株を購入しようか迷っている方にぜひ読んでいただきたいです。
それでは早速いってみましょう!

主要な経営指標等の推移

上の図(クリックするとpdfがダウンロードできます。)2019年3月期 第1四半期報告書の主要な経営指標等の推移となります。※2019年3月期 第1四半期報告書の全文をダウンロードする場合は、こちらをクリック。

上から眺めていくと今期は△マークが目立っており、なんとこのマークは「マイナス」を示しています( ゚Д゚)
つまり赤字ですね。。
おいおい、どうなってんだー!と焦らずに、上から順に用語の説明と推移を見ていきましょう。
決算報告書をある程度自分で見れると、自分が働いている会社の状態もわかってくるので、これを機に軽くでも決算報告書を読めるようになっっちゃいましょー!

各項目の説明と推移

※以下すべて左側が2019年3月期第1四半期(昨年)の数値で、右側が2019年3月期 第1四半期(今年)の数値となります。

1.売上収益

ライザップは国際財務報告基準(IFRS)を採用しています。要は日本向けの報告書ではなく、海外向けの報告書のことです。
IFRS導入の場合、「売上高」を「売上収益」と表記します。つまり「売上高」のことです。
※厳密には売上高とは異なりますが、大枠ではそうとらえてると理解しやすいです。

推移:286億円→521億円

2.税引前四半期利益または損失

売上収益-売上原価-販売費及び一般管理費+(営業外収益ー営業外費用)+(特別損益ー特別損失)で算出できる数値です。

つまり、売上とその他の収入からすべての費用や損失を差し引いて本当に会社に残った利益です。(税引前なので法人税を支払う前の状態ですが)

これもIFRS導入の場合だと差し引きされる項目が異なりますが、数値的には同じになりそうです。

推移:25億円→△40億円

3.親会社の所有者に帰属する四半期利益または損失

うーん、ここから少し難しいですね。
まず、「親会社の所有者」とは誰を指しているかかですが、「親会社=ライザップグループ株式会」で、「所有者=株主」です。
また、「帰属」とは、「その所有となること」なので、合わせると「ライザップグループ株式会社の株主に所有となる分の四半期利益」といったところでしょうか。

ライザップグループには多数子会社があり、その中で100%株を支配している子会社と80%しか株を支配していない子会社(あくまでも例です)があるとします。
ここで表されている数値は、親会社の全ての利益+100%子会社の全ての利益+80%子会社(非支配子会社)の利益の80% を合計した数値といったところでしょうか。
(社当期純損益の部分で親会社が子会社を100%支配していない場合に、非支配株主が存在する場合することになります。その子会社が計上した損益には、親会社に帰属する部分と、非支配株主に帰属する部分と分けられます。)

推移:21億円→△30億円

4.親会社の所有者に帰属する四半期包括利益

包括利益とは、先ほど計算した当期純利益にその他の包括利益を加えた数値になります。
包括利益の求め方は 、「当期純損益+その他の包括利益」で求められるそうです。

メモ

「その他の包括利益」とは

・保有株式の含み損益(投資有価証券等評価差額金)
・為替予約、通貨オプション等の金融商品の時価差額(繰延ヘッジ損益)
・退職給付に係る調整額
・海外子会社への投資後の為替変動(為替換算調整勘定)
・保有土地の含み損益

等の当期間中の増減が主な内容です。こちらの内容は「GLOBIS 知見録」を参考にさせて頂きました。ありがとうございます。

推移:21億円→△30億円

5.親会社の所有者に帰属する持分

これは自己資本のことを指します。自己資本は「株主資本 + その他の包括利益累計額」または「純資産合計 - 新株予約権 - 非支配株主持分」で計算することができます。ちなみに自己資本とは「貸借対照表(B/S)の純資産の部分」です。

推移:170億円→540億円

6.資産合計

これは資産計上されいるものの合計ですね。「貸借対照表(B/S)の資産の部分」です。

推移:1012億円→2008億円

7.基本的1株当たり四半期利益または損益

EPS(イーピーエス、Earnings Per Share)とも表記されます。EPSは「当期純利益÷発行済み株式数」で計算することができます。
ちなみにEPSは、有名な指標で一株あたり企業がどれだけ利益(純利益)を上げたかを表す指標。
EPSは単にその時の値をみるものではなく、継続的にみて常に成長を続けているか確認することが大事です。

推移:4.25円→△5.98円

8.希薄化後1株当たり四半期利益または損益

希薄化はその名の通り、株の発行数が増えることにより、価値が薄くなることです。
今回は6月のPOがあったから項目としてあるのでしょうか。。

推移:4.25円→△5.98円

9.親会社所有者帰属持分比率

これは「親会社の所有者に帰属する持分÷合計資産」です。つまり「自己資本÷合計資産」で計算できます。

推移:17.2%→26.9%

10.営業活動によるキャッシュ・フロー

主に企業の本業によるキャッシュ・フローの状況を表します。ライザップは間接法で記載されています。
これは正直あまりマイナスでない方がいいです。。

△3億円→△47億円

11.投資活動によるキャッシュ・フロー

主に有価証券の取得や売却、有形・無形固定資産の取得および売却などの投資活動に関係するキャッシュ・フローの状況を表します。
本業を行う上で必要になってくる費用や有価証券など本業外でのお金の流れが記載されています。
△29億円→△30億円

12.財務活動によるキャッシュ・フロー

銀行からの借入収入や借入返済などや株式発行などによる資金調達に関係するキャッシュ・フローの状況を表します。
ちなみに財務活動によるキャッシュフローは「プラス」の場合は、銀行から借りる方で、「マイナス」の場合は、銀行に返却していることになります。

7億円→240億円

13.現金及び現金同等物の四半期末残高

これは単純に現金や預金を指します。現金同等物とは、普通預金や当座預金など簡単に現金化できそうなものだと考えてください。

221億円→590億円

まとめ

ふーーー。。結局用語の説明と推移だけでだいぶ記事があつくなってしまったので、次回これらの数値とIRの事業説明をみて、ライザップグループがどのような経営状態なのか説明していきたいと思います。

みなさん、また見に来てくださいねー!!

 

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